DoGA-L3で制作した3DCGをご紹介します。

戦艦近江 [BSG-005]

戦艦近江

戦艦近江概要

戦艦近江は扶桑帝國海軍の戦艦。就役は1909年。
戦艦淡路に続けて就役した中型高速戦艦であり、近江型戦艦の1番艦。この近江建造の際に設計された船体が、今後扶桑帝國海軍の量産型軍艦の基本形となった…という設定。

主砲斉射 設定と同じく『戦艦淡路』に続けて制作された戦艦CGであり、船体も、この後制作される戦艦CG(戦艦上総、備後)で、マイナーチェンジを繰り返しながらも基本形はそのままで使われています。モデルは大日本帝国海軍の金剛型戦艦です。

前回制作した『戦艦淡路』の船体が我ながら、ケーキかカステラにしか見えなかったため(笑)、日本海軍の船体をじっくり見てから制作しました。両舷の副砲がまさに日本海軍の特徴そのものです。ただし船首がトンガリ過ぎているのが失敗だったかなと…。当時の自分ではこれが限界でした(今も無理だけど)。

艦橋の窓枠部分は、自分としてはめずらしくDoGA既製の艦橋パーツをそのまま使っています。ただ既製パーツに最初からついている色は変更が出来ないので、やはり"浮いてしまい"、結局自分で1から作るしか無いと実感しました。これにより次に制作される事となる『戦艦上総』『空母瑞燕』の艦橋も、DoGAの船パーツがそのまま使われる事は無かったです。


CG制作時のお話

制作は2005年の末頃。
前述の通り『戦艦淡路』のカステラ船体(笑)を反省として、船体の作り込みを重視して当時制作しました。しかし、船舷の柵も全て立体パーツで制作した結果、ポリゴンが無駄に莫大な数となってしまい、最終的に22万ポリゴンを超え、レンダリングにとんでもない時間を喰う作品になってしまったのが反省点。ポリゴンの大半が柵と武装という(ノ∀`)、なんともなさけない仕様となってしまった。2005年当時のPCスペックでは相当ヘビーでした…。

ワイヤーフレーム

DoGA-Lギャラリーでの活動

作品名『戦艦近江』 2005年12月04日。
DoGA-Lギャラリーに作品名『戦艦近江』で投稿。その後、殿堂入り致しました。スタッフの方々には感謝申し上げます。投稿作品はDoGA公式ギャラリー殿堂の『戦艦近江』を御覧ください。